あごに違和感がある
「あごが痛い」などのお悩みがある方は……
顎関節症の疑いがあります!
症状
顎関節症の代表的な症状についてご説明します。症状はひとつだけでなく、いくつか重なって現れることもあります。
あごの痛み
顎関節や頬、こめかみに痛みが生じます。口の開閉や食べものを噛むときなど、あごを動かしたときに痛むのが特徴です。
口を大きく開けられない
あごを動かすと痛むので無意識に動きを抑えてしまうケースと、顎関節の異常で大きく開けられないケースがあります。
あごを動かすと音がする
あごを動かしたときに「カクカク」「ジャリジャリ」「ミシミシ」といった音がします。
噛み合わせに違和感がある
あごの関節や筋肉に問題があると、あごの動きに変化が生じて噛み合わせに違和感を覚えることがあります。
口を閉じられない
顎関節内の異常が原因で上下の歯列の間に隙間ができて、口を完全に閉じられなくなる場合があります。
原因
不正咬合
顎関節症は不正咬合(乱れた歯並びや噛み合わせ)やあごのズレによって引き起こされる病気です。また、被せものや入れ歯が経年とともにすり減って噛み合わせがズレることで、顎関節症になる場合もあります。
悪癖
虫歯などで歯に痛みがあると、無意識のうちにあごをズラして咀嚼するようになります。顎関節症はこのような癖によって引き起こされることもあります。
その他
姿勢の悪さからくる体の歪み、打撲、ストレス など
治療法因
顎関節症の場合、一般的には、体や頭蓋骨のバランスの調整、噛み合わせの調整、あごの補正装置を使った治療を行います。顎関節症を放置しておくと、悪化して全身の健康にまで悪影響を及ぼすおそれがあるため、あごに異変を感じたらなるべく早めに診断を受けましょう。
顎関節症によるあごの不調は、お口全体のバランスを崩す原因になります。そのため、痛みだけではなく、歯並びや噛み合わせといった、「見た目」や「機能」にも影響をおよぼすというわけ。
ですから顎関節症の治療は、痛みの出ている部分だけでなく、お口全体のバランスを考えた治療が欠かせないんです。当院では、治療後の歯並び・噛み合わせまで考えたアドバイスを行っています。ぜひ、お気軽にご相談ください。
マウスピース
マウスピースは大きく分けて、治療用のマウスピースと、スポーツ時のケガを予防するためのマウスピースがあります。
治療用のマウスピース
筋の緊張を取り除いたり、顎にかかる負担を軽減したり、噛み合わせを安定させたりすることを目的として使用します。当クリニックでは、噛む力のコントロールの一環として、就寝中のマウスピース装着を推奨しています。
食事のときに歯にかかる力は約1kgと言われていますが、無意識のうちに行っている食いしばりや歯ぎしりは、体重の約2倍もの力がかかっていると言われています。奥歯ほど、その負担を受けやすいため、食いしばりや歯ぎしりは奥歯を失う原因ともなっているのです。
起きているときの食いしばりは行動・認知療法によって防げますが、寝ているときの歯ぎしり・食いしばりは意識的にコントロールすることはできません。そこで、効果的なのがマウスピースです。就寝中にマウスピースを装着することで、歯ぎしり・食いしばりをコントロールして歯や顎にかかる負担を軽減します。マウスピースは顎関節症の方、歯周病の方、セラミックの被せ物治療をしている方、インプラント治療をしている方にも有効です。
マウスピース装着の効果
(1)歯ぎしりや食いしばりによる負担から奥歯を守ることができる
(2)顎関節症の症状改善が期待できる
※治療用のマウスピースは健康保険が適用されません。費用の詳細については、お気軽にお尋ねください。
スポーツ用のマウスピース
スポーツ時の接触などで起こる歯や口腔内のケガを予防するためのマウスピースです。強い衝撃を受けたときに脳に伝わる力を緩和して脳震盪(のうしんとう)を予防する効果があるほか、噛み合わせがよくなることにより、瞬発力や集中力の向上も期待できます。
スポーツ用のマウスピースは、様々な材質・タイプがあります。当クリニックでは、外傷に強いオーダーメイドタイプ採用するとともに、スポーツの種類によって厚さや材質、作り方を変えています。
※当クリニックは予約制です。マウスピースの作成をご希望の方は予約をお取りください。
※スポーツ用のマウスピース作成には2週間ほどかかります。お急ぎの場合はご相談ください。
※治療用のマウスピースは健康保険が適用されません。費用の詳細については、お気軽にお尋ねください。
「あいうべ体操」で口呼吸を鼻呼吸に
口呼吸をしていると、咽頭リンパ組織の乱れや鼻粘膜などの萎縮、口腔内雑菌の繁殖などを引き起こし、さまざまな弊害をもたらします。代表的な症状としては、ひどい口臭。口呼吸により口腔内が乾燥し、雑菌が繁殖することにより引き起こされます。また、それと同時に免疫系の働きも大きく阻害されるので、さまざまな炎症も悪化していくことがあります。
「あいうべ体操」とは、あらゆる病気の原因につながる口呼吸を鼻呼吸に戻す体操のことです。この体操を継続することで自然に鼻呼吸ができるようになり、なかなか治らなかったお悩みの症状が改善することがあります。
「あいうべ体操」の方法
以下1~4を繰り返します(1日30セットを目安)。声は出しても出さなくてもかまいません。
- 「あー」と口を大きく開く
- 「いー」と口を大きく横に広げる
- 「うー」と口を強く前に突き出す
- 「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
この体操は、一度に30セット行う必要はありません。2~3度に分けて毎日続けましょう。 なお、入浴時がおすすめです。
- 何となく疲れやすい
- 何となくだるい
- 何となくやる気が起きない
- 口臭がひどい
- 花粉症、喘息、アトピー性皮膚
炎など アレルギー性疾患がある
医療法人のはら歯科クリニックでは、顎関節症の治療を行っています。「あごが痛い」「あごに違和感がある」といったお悩みがある方は、お早めに当クリニックまでご相談ください。
こんな地域からもご来院頂いております
堺市南区・光明池駅前の歯医者、医療法人のはら歯科クリニック
和泉中央、原山台、城山台、深井、光明台、室堂町、赤坂台、泉ヶ丘、庭代台、伏屋町、栂・美木多、いぶき野、のぞみ野、鴨谷台、光明池、堺市南区、和泉市、新桧尾台、なかもず、堺市など
たくさんの地域から患者様が来院されております。